IPv6 を実装した複数の製品にサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
タイトル IPv6 を実装した複数の製品にサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
概要

Internet Protocol version 6 (IPv6) を実装した複数の製品には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。 IPv6 を実装した複数の製品には、Neighbor Discovery Protocol (RFC4861) に関連したパケットの処理に問題があります。細工されたパケットの処理に起因するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。 IPv6 を実装している製品が本脆弱性の影響を受ける可能性があります。 詳しくは各ベンダが提供する情報をご確認ください。 この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。 報告者:インターネットマルチフィード株式会社 金井 瑛氏、慶應義塾大学 村井研究室 白畑 真氏、Rodney Van Meter氏、Internet Systems Consortium, Inc. 神明達哉氏 報告者により、下記のコメントをいただいております: 本脆弱性の分析にあたりましては、KAME Project の鈴木伸介氏、USAGI Project の吉藤英明氏、杉本信太氏のご協力をいただきました。

想定される影響 ネットワーク内の同一リンク上に存在する悪意ある第三者によって送信された大量のパケットを受信することで、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。
対策

[アップデートする] 開発者が本問題に対応するアップデートを提供している場合、それを適用してください。 [ワークアラウンドを実施する] アップデートまでの回避策として、以下のワークアラウンドを実施することで本問題の影響を軽減することができます。 * Secure Neighbor Discovery (SEND) を利用する RFC 3972 で規定されている Cryptographically Generated Address (CGA) を利用して、 パケットの妥当性を検証する。 * 利用者端末においてフィルタリングを行う 可能な場合には、パーソナルファイアウォール等により、Router Advertisement (RA) や ND Redirect パケットを制御する。 * L2中継装置によるフィルタリングを行う IPv6 ヘッダに基づくパケットフィルタリング機能を備えている L2 中継装置 (スイッチや無線 LAN アクセスポイント) を利用できる場合には、中継装置において、ルータ以外のポートから送信された RA や ND Redirect パケットを破棄する、または利用者端末間の直接通信を制限する。なお、端末間通信を制限することにより、Duplicate Address Detection (DAD) が機能しなくなる可能性があります。

公表日 2009年10月26日0:00
登録日 2009年10月26日15:01
最終更新日 2010年1月25日11:47
CVSS2.0 : 警告
スコア 5.7
ベクター AV:A/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:C
影響を受けるシステム
日本電気
IP38X シリーズ 
ヤマハ
RT105シリーズ Rev.6.02.03以降の全リビジョン
RT107e Rev.8.03.15〜Rev.8.03.78
RT140シリーズ Rev.6.02.03以降の全リビジョン
RT250i Rev.8.02.14〜Rev.8.02.48
RT300i Rev.6.02.03以降の全リビジョン
RT56v 全リビジョン
RT57i Rev.8.00.11〜Rev.8.00.87
RT58i Rev.9.01.11〜Rev.9.01.36
RT60w Rev.5.02.04以降の全リビジョン
RTA54i Rev.4.04.03以降の全リビジョン
RTA55i 全リビジョン
RTV700 Rev.8.00.23〜Rev.8.00.81
RTW65b 全リビジョン
RTW65i 全リビジョン
RTX1000 全リビジョン
RTX1100 Rev.8.02.14〜Rev.8.03.77
RTX1500 Rev.8.02.14〜Rev.8.03.77
RTX2000 全リビジョン
RTX3000 Rev.9.00.08〜Rev.9.00.40
SRT100 Rev.10.00.08〜Rev.10.00.31
古河電気工業
FITELnet-Fシリーズ FITELnet-F100
FITELnet-Fシリーズ FITELnet-F1000
FITELnet-Fシリーズ FITELnet-F140
FITELnet-Fシリーズ FITELnet-F2000
FITELnet-Fシリーズ FITELnet-F80
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
0 [2009年10月26日]
  掲載
[2009年11月17日]
  影響を受けるシステム:インターネットイニシアティブ (IPv6 ICMP redirect 受信による経路挿入の脆弱性) の情報を追加
  影響を受けるシステム:ヤマハ (IPv6プロトコルにおけるサービス運用妨害(DoS)の脆弱性について ) の情報を追加
  ベンダ情報:インターネットイニシアティブ (IPv6 ICMP redirect 受信による経路挿入の脆弱性) を追加
  ベンダ情報:ヤマハ (IPv6プロトコルにおけるサービス運用妨害(DoS)の脆弱性について ) を追加
[2010年01月25日]
  影響を受けるシステム:日本電気 (NV09-016) の情報を追加
  ベンダ情報:日本電気 (NV09-016) を追加
2018年2月17日10:37