LinuxカーネルのKVMにおける無効なCPUID命令処理によるNULLポインタ参照の脆弱性
タイトル LinuxカーネルのKVMにおける無効なCPUID命令処理によるNULLポインタ参照の脆弱性
概要

Linuxカーネルに存在する脆弱性により、KVMのarm64アーキテクチャにおいてvgic-v2サブシステムのvgic_v2_parse_attr()関数でユーザーから指定された無効なCPUIDが処理されると、NULLポインタの参照が発生する可能性があります。この問題は、vCPUが正しく存在するかを確認し、存在しない場合はioctl呼び出しを失敗させることで修正されました。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2024年5月30日0:00
登録日 2025年12月25日17:00
最終更新日 2025年12月25日17:00
CVSS3.0 : 警告
スコア 5.5
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
影響を受けるシステム
Debian
Debian GNU/Linux 10.0
Linux
Linux Kernel 5.16 から 6.1.91 未満
Linux Kernel 6.2 から 6.6.31 未満
Linux Kernel 6.7 から 6.8.10 未満
Linux Kernel 6.9
Linux Kernel 4.7 から 5.10.217 未満
Linux Kernel 5.11 から 5.15.159 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2025年12月25日]
  掲載
2025年12月25日17:00

NVD脆弱性情報
CVE-2024-36953
概要

In the Linux kernel, the following vulnerability has been resolved:

KVM: arm64: vgic-v2: Check for non-NULL vCPU in vgic_v2_parse_attr()

vgic_v2_parse_attr() is responsible for finding the vCPU that matches
the user-provided CPUID, which (of course) may not be valid. If the ID
is invalid, kvm_get_vcpu_by_id() returns NULL, which isn't handled
gracefully.

Similar to the GICv3 uaccess flow, check that kvm_get_vcpu_by_id()
actually returns something and fail the ioctl if not.

公表日 2024年5月31日1:15
登録日 2024年5月31日10:00
最終更新日 2024年11月21日18:22
関連情報、対策とツール
共通脆弱性一覧