Linuxカーネルのs390/aes CTRモードにおけるバッファオーバーリードの脆弱性
タイトル Linuxカーネルのs390/aes CTRモードにおけるバッファオーバーリードの脆弱性
概要

Linuxカーネルの暗号処理では、s390/aesのCTRモードでバッファオーバーリードが発生する問題がありました。この問題は、最後のブロック処理時に残りデータがブロックサイズ未満であっても、ブロック全体を読み込んでしまうことによって発生していました。修正によって、残っているデータの長さ分だけを適切に処理するようになりました。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2024年5月17日0:00
登録日 2025年12月25日17:02
最終更新日 2025年12月25日17:02
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.8
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
影響を受けるシステム
Debian
Debian GNU/Linux 10.0
Linux
Linux Kernel 3.0 から 5.10.210 未満
Linux Kernel 5.11 から 5.15.149 未満
Linux Kernel 5.16 から 6.1.76 未満
Linux Kernel 6.2 から 6.6.15 未満
Linux Kernel 6.7 から 6.7.3 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2025年12月25日]
  掲載
2025年12月25日17:02

NVD脆弱性情報
CVE-2023-52669
概要

In the Linux kernel, the following vulnerability has been resolved:

crypto: s390/aes - Fix buffer overread in CTR mode

When processing the last block, the s390 ctr code will always read
a whole block, even if there isn't a whole block of data left. Fix
this by using the actual length left and copy it into a buffer first
for processing.

公表日 2024年5月17日23:15
登録日 2024年5月18日10:01
最終更新日 2024年11月21日17:40
関連情報、対策とツール
共通脆弱性一覧