特権のないユーザーがroot権限を取得できる問題により発生するIncusの脆弱性
タイトル 特権のないユーザーがroot権限を取得できる問題により発生するIncusの脆弱性
概要

Incusはシステムコンテナおよび仮想マシンマネージャーです。バージョン6.0.6未満および6.19.0未満のIncusには、特権のないユーザーが `security.shifted` プロパティが `true` に設定されたカスタムストレージボリュームをアタッチしたコンテナにrootアクセスでき、さらにホストにも特権のないユーザーとしてアクセスできる環境で問題が発生します。最もよく見られるケースとして、より権限の低い `incus` グループを使用した `incus-user` システムがあり、この場合は特権のないユーザーにIncusへの限定的なアクセスを提供します。これらのユーザーは必要なプロパティを持つカスタムストレージボリュームを(カーネルおよびファイルシステムがサポートしていれば)作成でき、コンテナ内からsetuidバイナリを書き込んでホスト上の特権のないユーザーとしてそのバイナリを実行することでroot権限を取得する可能性があります。この問題の修正はバージョン6.0.6および6.19.0で提供される予定です。回避策として、修正版のIncusが導入されるまで権限を手動で制限できます。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年11月10日0:00
登録日 2026年1月6日10:51
最終更新日 2026年1月6日10:51
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.8
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
影響を受けるシステム
Linux Containers
Incus 6.0.6 未満
Incus 6.1.0 以上 6.19.0 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月06日]
  掲載
2026年1月6日10:51