Debian等の複数ベンダの製品におけるリソースのロックに関する脆弱性
タイトル Debian等の複数ベンダの製品におけるリソースのロックに関する脆弱性
概要

Linuxカーネルのsmb/serverコンポーネントにおいて、ReplaceIfExistsフラグとリンク操作時のデッドロック回避に関する脆弱性が修正されました。この問題は、smb2_create_link関数がReplaceIfExistsを指定して呼び出された際、指定されたファイル名が既に存在している場合にデッドロックが発生する可能性がある点にあります。ksmbd_vfs_kern_path_locked関数は正常に終了して親ディレクトリをロックします。その後、ksmbd_vfs_remove_file関数でファイルを削除した後も親ディレクトリがロックされたままとなり、ksmbd_vfs_link関数が呼び出されて同じ親ディレクトリを再度ロックしようとした際にデッドロックが発生します。今回の修正では、ksmbd_vfs_kern_path_unlock関数の呼び出しをksmbd_vfs_link関数の前に移動しました。その結果、コードは単純化され、不要だったfile_presentフラグ変数も削除されました。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年9月4日0:00
登録日 2026年1月13日18:41
最終更新日 2026年1月13日18:41
CVSS3.0 : 警告
スコア 5.5
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
影響を受けるシステム
Debian
Debian GNU/Linux 11.0
Linux
Linux Kernel 5.15 以上 5.15.190 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.149 未満
Linux Kernel 6.13 以上 6.15.11 未満
Linux Kernel 6.16 以上 6.16.2 未満
Linux Kernel 6.2 以上 6.6.103 未満
Linux Kernel 6.7 以上 6.12.43 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月13日]
  掲載
2026年1月13日18:41