Debian等の複数ベンダの製品における不特定の脆弱性
タイトル Debian等の複数ベンダの製品における不特定の脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、x86/vmscapeの条件付きIBPB緩和策が追加されました。VMSCAPEは、ゲストとユーザースペースのハイパーバイザ間の分岐予測器の分離が不十分であることによる脆弱性です。既存の緩和策は悪意のあるゲストからカーネルやKVMを保護しますが、ユーザースペースはVMexit後に分岐予測器をフラッシュすることで追加的に保護されます。VMexit後かつユーザースペースに戻る前に条件付きでIBPBが発行されるため、ハイパーバイザとユーザースペース間で頻繁に切り替わるワークロードではこのIBPBによるオーバーヘッドが大きくなります。新しいIBPBは既存のIBPB箇所と統合されておらず、例えばコンテキストスイッチ時にIBPBが重複して発行されることがあります。将来的にこれらのケースは統合および最適化される予定です。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年9月11日0:00
登録日 2026年1月19日19:40
最終更新日 2026年1月19日19:40
CVSS3.0 : 警告
スコア 5.5
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
影響を受けるシステム
Debian
Debian GNU/Linux 11.0
Linux
Linux Kernel 3.16.57 以上 3.17 未満
Linux Kernel 4.16 以上 5.10.244 未満
Linux Kernel 4.4.168 以上 4.5 未満
Linux Kernel 5.11 以上 5.15.193 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.152 未満
Linux Kernel 6.13 以上 6.16.7 未満
Linux Kernel 6.17
Linux Kernel 6.2 以上 6.6.106 未満
Linux Kernel 6.7 以上 6.12.47 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月19日]
  掲載
2026年1月19日19:40