Debian等の複数ベンダの製品における境界外読み取りに関する脆弱性
タイトル Debian等の複数ベンダの製品における境界外読み取りに関する脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。efivarfsのefivarfs_d_compare関数内でスラブ境界外アクセスが発生していた問題です。カーネル6.6で確認されており、masterブランチにも存在しています。問題の原因は、dentry->d_name.lenがEFI_VARIABLE_GUID_LENより小さい場合に'guid'が負の値となり、境界外アクセスが発生することです。この問題は無効なファイル名を使った並列ルックアップによって引き起こされます。具体的には、無効なdentryがハッシュリストに追加され、並列処理中に取得されることでefivarfs_d_compare関数内で境界外アクセスが発生します。この脆弱性は、memcmp呼び出し中のKASANによるバグレポートで検出されました。修正は比較処理前に'guid'の値をチェックすることで対応されています。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年9月16日0:00
登録日 2026年1月19日19:41
最終更新日 2026年1月19日19:41
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.1
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:H
影響を受けるシステム
Debian
Debian GNU/Linux 11.0
Linux
Linux Kernel 3.8.2 以上 5.4.298 未満
Linux Kernel 5.11 以上 5.15.191 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.150 未満
Linux Kernel 5.5 以上 5.10.242 未満
Linux Kernel 6.13 以上 6.16.5 未満
Linux Kernel 6.17
Linux Kernel 6.2 以上 6.6.104 未満
Linux Kernel 6.7 以上 6.12.45 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月19日]
  掲載
2026年1月19日19:41