Debian等の複数ベンダの製品における境界外書き込みに関する脆弱性
タイトル Debian等の複数ベンダの製品における境界外書き込みに関する脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。PCIエンドポイントに関するconfigfsのグループリストヘッドの取り扱いに関する修正です。pci_epf_remove_cfs()関数内でstruct pci_epf_driverのepf_groupフィールドにlist_del()を実行することは正しくありません。このフィールドはリストのエントリではなくリストヘッドだからです。このlist_del()の呼び出しは、configfs属性グループを持つエンドポイント機能ドライバーが破棄される際にKASAN警告を引き起こしました。具体的には、pci_epf_remove_cfs関数内でスラブの使用後解放バグ(use-after-free)が発生し、これにより不正なメモリアクセスが起こってカーネルがクラッシュしていました。この問題はpci_epf_remove_cfs()から誤ったlist_del()呼び出しを除去することで解決されています。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年9月11日0:00
登録日 2026年1月19日19:42
最終更新日 2026年1月19日19:42
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.8
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
影響を受けるシステム
Debian
Debian GNU/Linux 11.0
Linux
Linux Kernel 4.18 以上 5.4.297 未満
Linux Kernel 5.11 以上 5.15.190 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.149 未満
Linux Kernel 5.5 以上 5.10.241 未満
Linux Kernel 6.13 以上 6.16.4 未満
Linux Kernel 6.2 以上 6.6.103 未満
Linux Kernel 6.7 以上 6.12.44 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月19日]
  掲載
2026年1月19日19:42