OpenPrintingのcups-filters等の複数製品における境界外書き込みに関する脆弱性
タイトル OpenPrintingのcups-filters等の複数製品における境界外書き込みに関する脆弱性
概要

cups-filters は、macOS 以外のオペレーティングシステムで CUPS プリントサービスを動作させるために必要なバックエンド、フィルター、その他のソフトウェアを含んでいます。cups-filters バージョン 1.28.18 未満では、大きな `MediaBox` 値を持つ PDF ファイルを細工することにより、攻撃者が CUPS-Filter 1.x の `pdftoraster` ツールにおいて配列の境界を超えて書き込ませることが可能です。まず、大きな `MediaBox` 幅の PDF により `header.cupsWidth` が大きくなります。次に、`bytesPerLine = (header.cupsBitsPerPixel * header.cupsWidth + 7) / 8` の計算でオーバーフローが発生し、小さい値になります。その後、`lineBuf` は小さい `bytesPerLine` サイズで割り当てられます。最後に、`convertLineChunked` が `writePixel8` を呼び出し、`lineBuf` のバッファサイズの外側に書き込もうとする(境界外書き込みが発生します)。libcupsfilters では、メンテナがオーバーフローチェックのない同じ `bytesPerLine` の乗算を発見しましたが、提供されたテストケースでは値が異なるためオーバーフローは発生しません。コミット 50d94ca0f2fa6177613c97c59791bde568631865 はパッチを含み、これは cups-filters バージョン 1.28.18 に組み込まれています。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアの一部が停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年11月12日0:00
登録日 2026年1月22日11:28
最終更新日 2026年1月22日11:28
CVSS3.0 : 低
スコア 3.3
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:L
影響を受けるシステム
OpenPrinting
cups-filters 1.28.18 未満
libcupsfilters 2.0.0 以上 2.1.2 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月22日]
  掲載
2026年1月22日11:28