Debian等の複数ベンダの製品における有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性
タイトル Debian等の複数ベンダの製品における有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、次の脆弱性が修正されました。pppのpad_compress_skb関数におけるメモリリークです。pad_compress_skb()内でalloc_skb()が失敗すると、古いskbを解放せずにNULLを返します。呼び出し元では以下の処理を行います。skb = pad_compress_skb(ppp, skb); if (!skb) goto drop; drop: kfree_skb(skb); pad_compress_skb()がNULLを返すと、古いskbへの参照が失われ、kfree_skb(skb)は何もせずに、メモリリークを引き起こします。pad_compress_skb()の動作をrealloc()に合わせて、割り当てと圧縮が成功した場合にのみ古いskbを解放するように修正しました。呼び出し元では新しいskb変数を使用することで、pad_compress_skb()が失敗した場合でも元のskbを失わないようにしています。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年9月19日0:00
登録日 2026年1月22日11:30
最終更新日 2026年1月22日11:30
CVSS3.0 : 警告
スコア 5.5
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
影響を受けるシステム
Debian
Debian GNU/Linux 11.0
Linux
Linux Kernel 2.6.15 以上 5.4.299 未満
Linux Kernel 5.11 以上 5.15.192 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.151 未満
Linux Kernel 5.5 以上 5.10.243 未満
Linux Kernel 6.13 以上 6.16.6 未満
Linux Kernel 6.17
Linux Kernel 6.2 以上 6.6.105 未満
Linux Kernel 6.7 以上 6.12.46 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月22日]
  掲載
2026年1月22日11:30