LinuxのLinux Kernelにおける解放済みメモリの使用に関する脆弱性
タイトル LinuxのLinux Kernelにおける解放済みメモリの使用に関する脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。xfrmのdecode_session6におけるスラブ使用後解放(use-after-free)の問題です。xfrmデバイスがsfbタイプのqdiscに設定されている場合、送信されたskbのcbフィールドがエンキュー中に変更されることがあります。これにより、xfrmデバイスがIPv6パケットを送信する際にスラブ使用後解放が発生する可能性があります。以下に関連するスタック情報の一部を示します。BUG: KASAN: decode_session6でのスラブ使用後解放です。呼び出しトレースが示すように、decode_session6は元々受信パスのために設計されており、送信中はIP6CB(skb)-nhoffが設定されません。そのため、パケット送信前にskbのcbフィールドを0に設定する修正が加えられました。コミットf855691975bb("xfrm6: Fix the nexthdr offset in _decode_session6.")によりこの問題が明確にされ、この修正によって送信時に発生するuse-after-freeのリスクが軽減されています。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年10月1日0:00
登録日 2026年1月27日17:38
最終更新日 2026年1月27日17:38
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.8
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
影響を受けるシステム
Linux
Linux Kernel 5.11 以上 5.15.128 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.47 未満
Linux Kernel 5.5 以上 5.10.192 未満
Linux Kernel 6.2 以上 6.4.12 未満
Linux Kernel 6.5
Linux Kernel 3.19
Linux Kernel 3.19.1 以上 4.19.293 未満
Linux Kernel 4.20 以上 5.4.255 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月27日]
  掲載
2026年1月27日17:38