LinuxのLinux Kernelにおける二重解放に関する脆弱性
タイトル LinuxのLinux Kernelにおける二重解放に関する脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。media: dvb-coreのdvb_register_device()における二重解放の問題です。関数dvb_register_device()からdvb_register_media_device()、さらにdvb_create_media_entity()の内部でdvb-entityが割り当てられ初期化されます。初期化に失敗した場合、dvb-entityを解放しエラーコードを返します。呼び出し元はこのエラーコードを受け取り、dvb_media_device_free()を呼び出してエラー処理を行います。この関数はエンティティの登録解除とdvb-entityがNULLでない場合のフィールドの再度の解放を実施します。しかし、dvbdev-padの割り当てが失敗した際に、dvb_create_media_entity()内でdvb-entityがNULLに設定されないことがあり、これが二重解放の原因となる可能性があります。このため、media_device_unregister_entity()においてUse After Freeが発生することもあります。解決策として、dvb-entityを解放した後にNULLを代入することで問題を修正しました。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年10月4日0:00
登録日 2026年1月27日17:39
最終更新日 2026年1月27日17:39
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.8
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
影響を受けるシステム
Linux
Linux Kernel 4.14.147 以上 4.14.303 未満
Linux Kernel 4.19.77 以上 4.19.270 未満
Linux Kernel 4.9.195 以上 4.9.337 未満
Linux Kernel 5.11 以上 5.15.87 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.0.18 未満
Linux Kernel 5.2.19 以上 5.3 未満
Linux Kernel 5.3.4 以上 5.4.229 未満
Linux Kernel 5.5 以上 5.10.163 未満
Linux Kernel 6.1 以上 6.1.4 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月27日]
  掲載
2026年1月27日17:39