Debian等の複数ベンダの製品における不特定の脆弱性
タイトル Debian等の複数ベンダの製品における不特定の脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。tls: rx_list上のゼロ長レコードの処理を修正しました。recvmsg()の呼び出しごとに、次のいずれかを処理する必要があります。連続したDATAレコードのみ(任意の数)または1つの非DATAレコードです。次のレコードが既に処理したタイプと異なる場合、メインの処理ループを抜けます。レコードがすでに復号済みの場合(TLS 1.3において復号するまでタイプが分からない場合があります)、保留中のレコードをrx_listにキューイングします。次のrecvmsg()呼び出し時にそこから取得されます。ゼロコピー復号後にskbをrx_listにキューイングすることはできません。なぜなら、その場合はユーザースペースのバッファに直接復号しているため、キューイングするskbが存在しないからです(darg.skbはメタデータ参照用に暗号文skbを指しています)。データレコードのみゼロコピーが許可されており、非データレコードの後は処理ループを抜けます。したがって、ゼロコピーを行った後にレコードタイプが変わったことが判明することはないはずです。我々が見落としたコーナーケースは、初期レコードがrx_listから来ていて、そのレコード長がゼロである場合です。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年9月5日0:00
登録日 2026年1月28日12:36
最終更新日 2026年1月28日12:36
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.1
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:H
影響を受けるシステム
Debian
Debian GNU/Linux 11.0
Linux
Linux Kernel 6.0 以上 6.1.149 未満
Linux Kernel 6.13 以上 6.16.4 未満
Linux Kernel 6.17
Linux Kernel 6.2 以上 6.6.103 未満
Linux Kernel 6.7 以上 6.12.44 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月28日]
  掲載
2026年1月28日12:36