LinuxのLinux Kernelにおける整数オーバーフローの脆弱性
タイトル LinuxのLinux Kernelにおける整数オーバーフローの脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました: wifiのiwlwifiドライバのpcie部分にあるiwl_write_to_user_buf関数の整数オーバーフローを修正しました。iwl_write_to_user_buf()関数内で整数オーバーフローが発生します。この関数はiwl_dbgfs_monitor_data_read()関数から呼び出されます。関数内で、ssize_t型のcountパラメータからint型のbuf_size_leftに値が代入されますが、ユーザーがSIZE_MAXの値をcountに渡すと、buf_size_leftが負の値になります。すると、*sizeがbuf_size_leftと比較され、*sizeに負の値が代入され、その値がcopy_to_user関数の第三引数に渡されるためヒープオーバーフローが発生します。ただし、iwl_dbgfs_monitor_data_read()は0400権限のdebugfs操作であるため、この問題はセキュリティ脆弱性とはみなされていません。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年10月1日0:00
登録日 2026年1月28日12:39
最終更新日 2026年1月28日12:39
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.8
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
影響を受けるシステム
Linux
Linux Kernel 5.0 以上 5.4.244 未満
Linux Kernel 5.11 以上 5.15.113 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.30 未満
Linux Kernel 5.5 以上 5.10.181 未満
Linux Kernel 6.2 以上 6.3.4 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月28日]
  掲載
2026年1月28日12:39