LinuxのLinux Kernelにおける解放済みメモリの使用に関する脆弱性
タイトル LinuxのLinux Kernelにおける解放済みメモリの使用に関する脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。virtio-mmioに関する問題で、vm_devのライフサイクルが壊れていました。vm_devは'struct device'を内包しているため、リリースコールバックを持つことが正しい動作です。しかし、devresでvm_dev構造体を割り当てるとこの保護機構が完全に崩れてしまいます。プラットフォームデバイスが削除されると、vm_devのリリースコールバックを待つ代わりにメモリが解放され、最終的にコールバックが呼ばれたときにuse-after-freeが発生します。問題を簡単に確認するには、CONFIG_DEBUG_KOBJECT_RELEASEを有効にしてカーネルをコンパイルし、sysfsでバインドを解除してください。修正は簡単で、このケースではdevresを使用しないことです。この問題はオブジェクトのライフタイム問題に関する調査中に発見されました。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年10月1日0:00
登録日 2026年1月28日12:40
最終更新日 2026年1月28日12:40
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.8
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
影響を受けるシステム
Linux
Linux Kernel 4.15
Linux Kernel 4.15.1 以上 4.19.293 未満
Linux Kernel 4.20 以上 5.4.255 未満
Linux Kernel 5.11 以上 5.15.128 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.47 未満
Linux Kernel 5.5 以上 5.10.192 未満
Linux Kernel 6.2 以上 6.4.12 未満
Linux Kernel 6.5
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年01月28日]
  掲載
2026年1月28日12:40