LinuxのLinux Kernelにおける有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性
タイトル LinuxのLinux Kernelにおける有効期限後のメモリの解放の欠如に関する脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。perf traceにおけるevsel-priv領域の正しい解放処理の問題です。コミット3cb4d5e00e037c70("perf trace: Free syscall tp fields in evsel-priv")では、strcmp(evsel-tp_format-system, "syscalls")がゼロを返した場合にのみ解放処理を行っていました。しかし、対応するevsel-privの初期化はゼロ以外の場合(つまりtpシステムが'syscalls'でない場合)に実行されていたため、メモリリークが発生していました。今回の修正では、evsel-privが設定されていれば常に解放するように変更し、その方法が等価であることも確認しています。また、既存のevsel_trace__delete()関数を利用しています。この修正により、AddressSanitizerによって検出されたメモリリークが解消されました。具体的には、perf traceコマンドの実行時に40バイトが2回(合計80バイト)リークしていた問題が修正され、「perf trace sleep 1」を実行した際のすべてのメモリリークを防止しています。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2025年10月7日0:00
登録日 2026年2月5日15:48
最終更新日 2026年2月5日15:48
CVSS3.0 : 警告
スコア 5.5
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
影響を受けるシステム
Linux
Linux Kernel 5.14
Linux Kernel 5.14.1 以上 5.15.132 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.54 未満
Linux Kernel 6.2 以上 6.5.4 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年02月05日]
  掲載
2026年2月5日15:48