vLLMにおけるサーバサイドのリクエストフォージェリの脆弱性
タイトル vLLMにおけるサーバサイドのリクエストフォージェリの脆弱性
概要

vLLMは大規模言語モデル(LLM)の推論およびサービングエンジンです。バージョン0.14.1より前のバージョンには、vLLMプロジェクトのマルチモーダル機能セットにある`MediaConnector`クラスにサーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性が存在していました。load_from_urlおよびload_from_url_asyncメソッドは、ユーザーから提供されたURLからメディアを取得および処理しますが、対象ホストを制限する際に異なるPython解析ライブラリを使用していました。これら二つの解析ライブラリはバックスラッシュの解釈が異なるため、ホスト名制限を回避可能です。これにより攻撃者はvLLMサーバーに、内部ネットワークリソースに対して任意のリクエストを強制的に送らせることができました。この脆弱性は、コンテナ化環境である`llm-d`のような環境において特に深刻であり、vLLMポッドが侵害されると内部ネットワークのスキャンや他のポッドとの相互作用が行われ、サービス拒否や機密データへのアクセスを引き起こす可能性があります。例えば、攻撃者はvLLMポッドに対し内部の`llm-d`管理エンドポイントに悪意あるリクエストを送らせ、KVキャッシュ状態などのメトリクスを誤って報告させることでシステムを不安定化させる可能性があります。バージョン0.14.1でこの問題は修正されています。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアの一部が停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2026年1月27日0:00
登録日 2026年2月2日19:32
最終更新日 2026年2月2日19:32
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.1
ベクター CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:L
影響を受けるシステム
vLLM
vLLM 0.14.1 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年02月02日]
  掲載
2026年2月2日19:32