オラクルのOracle Linuxにおける境界外読み取りに関する脆弱性
タイトル オラクルのOracle Linuxにおける境界外読み取りに関する脆弱性
概要

権限のない攻撃者が、不正なsh_linkフィールドを含む悪意あるELFバイナリを備えたユーザースペースプロセスを作成できます。root権限のdtraceがそのプロセスにアタッチするか、またはインストルメントする際(dtrace -p、pidプローブ、またはUSDT経由で)、ELFパーサーは割り当てられたセクションキャッシュ配列の範囲外のヒープメモリを境界チェックなしに読み取ります。これにより未初期化または範囲外のヒープ読み取りが発生し、dtraceプロセスがNULLポインタ参照でクラッシュ(DoS)するか、ヒープの配置によっては隣接する割り当てから制御されたガーベジポインタの読み取り後使用が発生し、権限のあるコンテキストでのさらなる悪用の足がかりとなります。

想定される影響 当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 また、当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。 さらに、当該ソフトウェアの一部が停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
対策

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2026年5月1日0:00
登録日 2026年5月7日10:51
最終更新日 2026年5月7日10:51
CVSS3.0 : 警告
スコア 4.4
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:L/A:L
影響を受けるシステム
オラクル
Oracle Linux 10
Oracle Linux 8
Oracle Linux 9
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年05月07日]
  掲載
2026年5月7日10:51

NVD脆弱性情報
CVE-2026-35233
概要

An unprivileged attacker can craft a user-space process with a malicious ELF binary containing an out-of-range sh_link field. When root-level dtrace attaches to -- or instruments -- that process (via dtrace -p , pid probes, or USDT), the ELF parser reads heap memory beyond the allocated section cache array without any bounds check. This results in an uninitialized/out-of-bounds heap read that can cause a NULL pointer dereference crash of the dtrace process (DoS), or -- depending on heap layout -- a read-then-use of a garbage pointer controlled by adjacent allocations, providing a foothold toward further exploitation in a privileged context.

公表日 2026年5月2日3:16
登録日 2026年5月2日4:07
最終更新日 2026年5月6日2:46
影響を受けるソフトウェアの構成
構成1 以上 以下 より上 未満
cpe:2.3:o:oracle:linux:8:-:*:*:*:*:*:*
cpe:2.3:o:oracle:linux:9:0:*:*:*:*:*:*
cpe:2.3:o:oracle:linux:10:0:*:*:*:*:*:*
関連情報、対策とツール
共通脆弱性一覧