LinuxのLinux KernelにおけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性
タイトル LinuxのLinux KernelにおけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。PCIのエンドポイントで、alloc_workqueue()に対するNULLチェックが欠如している問題がありました。alloc_workqueue()はメモリ割り当て失敗時にNULLを返す可能性があります。適切なエラーチェックがない場合、epf_ntb_epc_init()でNULLのworkqueueポインタを使用してqueue_work()が呼ばれると、NULLポインタ参照が発生する恐れがあります。alloc_workqueue()の直後にNULLチェックを追加し、失敗時には-ENOMEMを返すことで、無効なworkqueueポインタでドライバがロードされるのを防止しています。

想定される影響 ・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 ・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 ・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2026年6月3日0:00
登録日 2026年6月10日14:34
最終更新日 2026年6月10日14:34
CVSS3.0 : 警告
スコア 5.5
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
影響を受けるシステム
Linux
Linux Kernel 5.12 以上 6.19.4 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年06月10日]
  掲載
2026年6月10日14:34

NVD脆弱性情報
CVE-2025-71313
概要

In the Linux kernel, the following vulnerability has been resolved:

PCI: endpoint: Add missing NULL check for alloc_workqueue()

alloc_workqueue() can return NULL on memory allocation failure. Without
proper error checking, this may lead to a NULL pointer dereference when
queue_work() is later called with the NULL workqueue pointer in
epf_ntb_epc_init().

Add a NULL check immediately after alloc_workqueue() and return -ENOMEM on
failure to prevent the driver from loading with an invalid workqueue
pointer.

公表日 2026年6月4日3:16
登録日 2026年6月4日4:16
最終更新日 2026年6月6日5:51
関連情報、対策とツール
共通脆弱性一覧