LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性
タイトル LinuxのLinux Kernelにおける不特定の脆弱性
概要

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性が修正されました。drm/amdkfdにおいて割り当て時にVRAMをクリアし、古いデータの露出を防止しました。KFDのVRAM割り当てではAMDGPU_GEM_CREATE_VRAM_WIPE_ON_RELEASEが設定されていましたが、AMDGPU_GEM_CREATE_VRAM_CLEAREDは設定されておらず、新たに割り当てられたVRAMに先行利用の古いデータが残ったままコンピュートカーネルから観測可能な状態でした。GEMのioctl経路ではamdgpu_gem_create_ioctl()およびamdgpu_mode_dumb_create()を通じてすべてのユーザースペース割り当てに対して既にVRAM_CLEAREDを設定していましたが、KFDの経路ではこのフラグが欠如しており、古いページテーブルの残骸がユーザーバッファへ漏洩していました。この問題により、ptrExchange/head/tailフィールドに非ゼロのデータが入り、RCCLのP2Pトランスポートにおいてプロトコルのハンドシェイクが破損し、クラッシュが発生していました。

想定される影響 ・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 ・当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 ・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 
対策

リリース情報、またはパッチ情報が公開されています。参考情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2026年5月28日0:00
登録日 2026年6月11日16:20
最終更新日 2026年6月11日16:20
CVSS3.0 : 警告
スコア 5.5
ベクター CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
影響を受けるシステム
Linux
Linux Kernel 5.4 以上 6.6.140 未満
Linux Kernel 6.13 以上 6.18.32 未満
Linux Kernel 6.19 以上 7.0.9 未満
Linux Kernel 6.7 以上 6.12.90 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年06月11日]
  掲載
2026年6月11日16:20

NVD脆弱性情報
CVE-2026-46229
概要

In the Linux kernel, the following vulnerability has been resolved:

drm/amdkfd: Clear VRAM on allocation to prevent stale data exposure

KFD VRAM allocations set AMDGPU_GEM_CREATE_VRAM_WIPE_ON_RELEASE
but not AMDGPU_GEM_CREATE_VRAM_CLEARED, leaving freshly allocated
VRAM with stale data from prior use observable by compute kernels.

The GEM ioctl path already sets VRAM_CLEARED for all userspace
allocations via amdgpu_gem_create_ioctl() and
amdgpu_mode_dumb_create(). The KFD path was missing this flag,
allowing stale page table remnants to leak into user buffers.

This causes crashes in RCCL P2P transport where non-zero data in
ptrExchange/head/tail fields corrupts the protocol handshake.

公表日 2026年5月28日19:16
登録日 2026年5月29日4:14
最終更新日 2026年5月28日22:44
関連情報、対策とツール
共通脆弱性一覧