Zephyr ProjectのZephyrにおける境界外書き込みに関する脆弱性
タイトル Zephyr ProjectのZephyrにおける境界外書き込みに関する脆弱性
概要

ZephyrのBluetooth Classic Hands-Free Profile (HFP) ハンズフリー役割パーサー(subsys/bluetooth/host/classic/hfp_hf.c)にバッファ外書き込みの脆弱性があります。サービスレベル接続のセットアップ中に、HFはAT+CIND=?を送信し、cind_handle()でAGの+CIND:応答を解析します。この関数は各エントリーにカウンターインデックスを割り当て、cind_handle_values()をリストの各要素に対して呼び出します。cind_handle_values()は、indexがstruct bt_hfp_hfの20要素のint8_t ind_table[]配列の範囲内であることを確認せずにhf-ind_table[index] = iを書き込んでいます。パーサは+CIND:リストのエントリー数に制限を設けていないため、リモートのアテンダントゲートウェイ(悪意のある、侵害された、またはなりすましのBluetooth経由で接続されるピア)が20を超える認識されたインジケータエントリーを含む応答を送信すると、indexが任意に大きくなり、配列の隣接フィールド(機能マスク、SDP/バージョン状態、calls[]配列、作業/アトミックな帳簿など)や静的接続プールスロットを超えて書き込みが発生します。これによりメモリ破損が発生し、単一の不正なAT応答がBluetoothホストのサービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題は、同様の処理であるag_indicator_handle_values()が既に同等の境界チェックを実施している一方で、本コミットで同じindex = ARRAY_SIZE(hf-ind_table)のガードを追加して問題を解消しました。CONFIG_BT_HFP_HFが有効なビルドに影響し、初期のHFP HF CINDパーサー(~v1.7)で導入されv4.4.0まで存在しています。

想定される影響 ・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 ・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。 ・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

公表日 2026年6月17日0:00
登録日 2026年6月29日11:21
最終更新日 2026年6月29日11:21
CVSS3.0 : 重要
スコア 7.1
ベクター CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:L/A:H
影響を受けるシステム
Zephyr Project
Zephyr 3.7.0 以上 3.7.3 未満
Zephyr 4.0.0 以上 4.3.1 未満
Zephyr 4.4.0 以上 4.4.2 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2026年06月29日]
  掲載
2026年6月29日11:21