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FrappeのERPNextにおける複数の脆弱性
Title FrappeのERPNextにおける複数の脆弱性
Summary

Frappe ERPNext(バージョン15.89.0まで)には、プリントフォーマットのレンダリング機構にサーバーサイドテンプレートインジェクション(SSTI)の脆弱性が存在します。具体的には、API frappe.www.printview.get_html_and_style() がプリントフォーマット文書内の html フィールドを get_rendered_template() の呼び出しチェーンを通じて frappe.render_template(template, doc) でレンダリングします。ERPNext では Jinja2 を SandboxedEnvironment でラップしていますが、get_safe_globals() を通じて frappe.db.sql などの機微な関数が公開されています。プリントフォーマットを作成・編集できる認証済み攻撃者は、html フィールドに任意の Jinja 式をインジェクションできます。悪意のあるプリントフォーマットが保存された後、攻撃者はターゲット文書(例:仕入先や販売請求書)を指定して get_html_and_style() を呼び出し、レンダリング処理をトリガーすることが可能です。これにより、インジェクトされたペイロードの内容によっては、データベースのバージョンやスキーマ情報、機密データなどの情報が漏えいする恐れがあります。悪用の流れとしては、「html フィールドにSSTIペイロードを含むプリントフォーマットを作成→get_html_and_style() APIを呼び出し→get_rendered_template() 内で frappe.render_template(template, doc) が実行される→frappe.db.sql や他の公開 globals 経由でデータベース情報が漏えいする」という流れになります。

Possible impacts 当該ソフトウェアが扱う全ての情報が外部に漏れる可能性があります。 また、当該ソフトウェアが扱う全ての情報が書き換えられる可能性があります。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
Solution

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

Publication Date Dec. 15, 2025, midnight
Registration Date Jan. 7, 2026, 6:25 p.m.
Last Update Jan. 7, 2026, 6:25 p.m.
CVSS3.0 : 重要
Score 8.8
Vector CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
Affected System
Frappe
ERPNext 15.89.0 およびそれ以前
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
Change Log
No Changed Details Date of change
1 [2026年01月07日]
  掲載
Jan. 7, 2026, 6:25 p.m.