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Debian等の複数ベンダの製品におけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性
Title Debian等の複数ベンダの製品におけるNULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性
Summary

Linuxカーネルにおいて、以下の脆弱性を修正しました。mm/slubのobject_err()関数でポインタが無効な場合にメタデータへアクセスしないようにしています。object_err()はフリーリストポインタやレッドゾーンなどのデバッグ用にオブジェクトの詳細を報告します。しかし、ポインタが無効な場合にオブジェクトメタデータにアクセスしようとすると、有効なオブジェクトを指していないためクラッシュが発生する可能性があります。既知のクラッシュ原因の一つとして、alloc_consistency_checks()がフリーリストの破損により割り当てられたオブジェクトのポインタを無効と判断し、object_err()を呼び出して報告する場合があります。デバッグコードは破損を報告し適切に処理すべきであり、処理中にクラッシュしてはなりません。ポインタがNULLの場合やcheck_valid_pointer()がfalseを返す場合は、ポインタの値のみを出力し、メタデータへのアクセスをスキップします。

Possible impacts 当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。 また、当該ソフトウェアが扱う情報について、書き換えは発生しません。 さらに、当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。 そして、この脆弱性を悪用した攻撃の影響は、他のソフトウェアには及びません。 
Solution

正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

Publication Date Oct. 1, 2025, midnight
Registration Date Jan. 19, 2026, 7:41 p.m.
Last Update Jan. 19, 2026, 7:41 p.m.
CVSS3.0 : 警告
Score 5.5
Vector CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
Affected System
Debian
Debian GNU/Linux 11.0
Linux
Linux Kernel 2.6.22 以上 5.4.299 未満
Linux Kernel 5.11 以上 5.15.192 未満
Linux Kernel 5.16 以上 6.1.151 未満
Linux Kernel 5.5 以上 5.10.243 未満
Linux Kernel 6.13 以上 6.16.6 未満
Linux Kernel 6.17
Linux Kernel 6.2 以上 6.6.105 未満
Linux Kernel 6.7 以上 6.12.46 未満
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
Change Log
No Changed Details Date of change
1 [2026年01月19日]
  掲載
Jan. 19, 2026, 7:41 p.m.